高級SMクラブ Seirenes (セイレネス)

SARA女王様さん 写メブログBlog

Ssificatiom

10月08日
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そう言えば、いつの間にか所属していたSMクラブもリニューアルされ、昔書いたブログも消えていたので、改めて私の好きなプレイの一つであるssification(強制女装)について書いておきます。

Sissy(弱虫)+fication(〜化すること)という言葉通り、男性を女性化するパワープレイです。

女々しい弱虫は、主人に対して従順でなくてはなりません。
ただ女装化させるのではなくて、メイドとして躾けて、私好みのSissy Maidに仕上げます。
男の姿の奴隷には身体を触らせてたくないけど、Sissy Maidによるマッサージ、ペディキュアなどの脚のケア、身支度などをさせます。

「女王様のお役に立ちたい。喜んで頂けたい」と口では言っていても、たいていのSissyはおどおどしていて失敗ばかり。
失敗ばかりする子は当然お仕置きしますが、可愛いSissyにはご褒美、寵愛したくなるくらい出来の良い子は…と、なんとも楽しいファンタジー!!

中高時代の世界史の授業で、「宦官」という言葉と知った時は、思わず心が疼きました!股間が疼いたという子もいるのかしら?

犯罪を犯した(主に知能犯)役人に下される宮刑という刑罰は、去勢(性器切除)され後宮(中国宮廷版の大奥すなわち女の園)に勤めることだそうです。
性器を切除した男性(?)は気性も穏やかになり従順になるそうです。競馬にもせん馬という去勢された馬がいますが、雄馬の体力を持ちつつ気性は穏やかで従順です。

「男女平等」なんて言われても、日常生活で男らしい振る舞いを求められることは変わりなでしょうし、それって案外辛いものですし、たまには女の子になってメソメソするのもオススメです。

堕落の教養小説

07月25日
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あまりに暑いと外出するのが億劫になってしまい、読書が進みます。
真面目な悪い子の読書にお勧めな本のご紹介。

エロティシズムを研究した哲学者ジョルジュ・バタイユが書いた小説集「聖なる神」の第二部『わが母』という小説。

第一部で女性の持つ最も穢れた性質だと思われる娼婦性に聖性を見出し、第二部では母親が清く正しい息子を放蕩生活に引き込むという最も貴いと思われた母性を冒涜的に描いています。

キリスト教においては、性的な快楽は罪であり、自慰行為も罪、同性愛も罪、近親相姦なんて大罪だし、そもそもいやらしいことを妄想するのだって罪な行為なのです。

ちなみに、サディズムの語源にもなったサド公爵は娼婦に媚薬を飲ましアナルセックスを伴う乱行をしたため投獄されていました(決行されませんでしたが、判決は死刑)

キリスト教を熱心に信仰している主人公は、酔いどれの父親が亡くなった後に、母親が極めて堕落しきった女であることを知り、母親のことは大好きだし、乱痴気騒ぎも楽しそうだけど、罪の意識に苦悩し、その様子や心情が書き綴られたお話しです。

穢れなき無垢な存在を穢したいというのが、究極のエロスだと感じる私には堪らなくエロティックな作品です。
背徳に足を踏み入れる時の罪悪感が強いほど、より快楽を掻き立てるところも描かれていて、敬虔なキリスト教徒がマゾヒストになりやすいのも納得させられます。

私が好きな母親の台詞を引用。
「知性の快楽こそは、肉体の快楽よりも不潔で、いっそう純粋で、その刃がけっしてさびつかない唯一のものです。退廃はわたしの目には、そのまぶしさに命を奪われる、精神の黒い輝きのように思えます。堕落は万物の奥底に君臨する精神の癌です。堕落するにつれて、わたしの理性はますます冴えわたります」
肉体的快楽だけではなく、知的探究心を求めているところも魅力的です。

立派なことを言っているように思えますが、レズビアンのお友達との乱痴気騒ぎに息子を誘ったり、自分の快楽を満たすために、素質のありそうな女の子をどんどん自分の世界に引きずり込むのですが、その手練手管も見事で惚れ惚れします。
母の旅立った後に登場する女性も、鞭を振るうし、お小水飲ませるの好きだし、マゾ男目線でも興奮要素が満載です。

この作品を三島由紀夫が「堕落の教養小説」と褒め称えたのも納得です。

写真はパリのサマリテーヌ百貨店🇫🇷

ヨーロッパに行って来ました

07月05日
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ブログの更新が久しぶりになってしまいました…

忙しくしているというより、比較的時間があるため、旅行に行ったり、好き勝手過ごしているので、ご予約に関してはスケジュールをお問合せ頂けると助かります。

6月はヨーロッパに行っていました!
今回は初めてのスペインを訪れることもあり、マドリード、グラナダ、バルセロナを回ったのですが、バルセロナがSM的に刺激的な都市であるとうことを知る旅となりました。
レンタルダンジョンの多さ、エスコートクラブの数、アダルトショップの多さ、フェティッシュパーティーの開催頻度など、魅惑的な事柄が溢れていました!
ラテンのノリは快楽寄りなのか、私の趣味とは違いそうなので1人で冒険はしませんでしたが、改めてイベント等に合わせて、また来ようと思います。

Dominatrix(女性上位のSM)は、ロンドンで遊んで来ましたが、恐怖でドーパミンをドバドバ出すようなセッションの楽しさを再確認しました。

最近の私は我ながら優し過ぎると思うので、安全を保証された上での恐怖体験についての構想を練っています。
インターネットさえあれば色んな情報にアクセス出来ますが、五感をリアルに刺激される旅は私の引き出しの数を増やしてくれる感じがします。

写真はアルハンブラ宮殿とサクラダファミリア🇪🇸

境界線を広げる

04月02日
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私は子供の頃から好奇心が異様に旺盛で今に至るのですが、比較的興味のカテゴリーが限られていて、読書と旅行とエロティシズムに集約されます。

いずれに共通するのが、困難や難解なことに遭って、自分の限界を知り、自分の枠組みを壊して、再構築していくという一連の流れです。

自己を再構築するような出来事は、全ての本や旅やSMプレイに起こり得るわけでも無く、むしろ滅多に出会えることでもありませんし、自分の中でこうに違いない!と思っていたことの予想が外れた時は新鮮な発見として、貴重なものを手に入れた気分になります。
(競馬の予想が外れた時は落胆ですが…)

SMプレイにおいては、S側としてはなかなか自分の限界や境界線を踏み越える機会というのはありませんが、自分のモラルに反すること、タブーを犯した時の自分が何を感じるかというのはとても興味深い経験です。
(とても記憶に残るプレイが2件とマゾのセリフが2つあります)

自分の体験以上に、プレイ相手のマゾが自分の殻を破った瞬間に出会える確率の方が高くて、SMを長く続けていられるのは、そうした発見と喜びによるものだと思います。

そもそも性癖とは一見表からは見えない部分であり、その意外性が暴かれていく様子は、謎解きのように私をワクワクさせてくれます。
自分でやってみたい事を考えるのではなく、依頼が舞い込むSM案件はミステリーの招待状っぽくて、ニッチな性癖な方との出会いを楽しみにしています!

境界線を広げていくのが私の目標なのですが、それは即ち自分の器を広げることなのではと思う今日この頃です。

気付けば2月末…

04月02日
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今年はまめに(月に1回くらいは…)ブログの更新をしようと思いつつ、気付けば2月の末日。

以前はたくさんブログを書いていた気がするのですが、古い記事はどんどん消えてしまっていくのね。。

こういうプレイをしました!みたいな記事を滅多に書かないので、どんなプレイをしているのかイメージが湧かないと思うのですが、ワザと書いていません。

というのと、マゾの身体が美しく無いので、お耽美派の私としては、だらしないマゾの身体を載せたくないというのもありますが…笑

どういうスタイルのプレイが好きか書いておきます。

女王様になったばかりの時は、血の滴るようなプレイに魅せられていた時期もありますが、SM=加虐&被虐ではなく、Dominance(支配)およびsubmission (服従)の関係に面白みを見出しています。

マゾが完全に服従するしているという完璧な関係性に見えているけど、実はマゾに誘導されて責めていたなんてことが多々あります…

可愛い声とかで喘がれると気分が上がって、もっと良い声で鳴かせてやるって気持ちになりますし、あれっ?結局どちらがコントロールしてるのっていうパワーゲームは結果的に楽しい気がします。

初対面で当然のように「◯◯してくだい」と言われると、奴隷の分際で私に命令してるの?とカチンと来てしまうこともありますので、マゾの皆さん、希望通りに責めて欲しい時は上手に女王様を誘導出来るようにしてくださいね。

あけましておめでとうございます!

04月02日
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2025年あけましておめでとうございます!

久しぶりなので、近況とSMに対する思いとか考えを書いておきます。

昨年はゆる〜く会社員をしながら、フットワーク軽く世界を遊び場にしていました!
ラスベガスでは憧れのディタ・フォン・ティースのショーを観て本人にも会えたり(高かった)、5年ぶりのヨーロッパではSMもして、ソウルやマカオで博打をしたり、何より沢山の芸術作品に触れ、本を読み、久しぶりの友達とも交流が復活したりと、ドーパミン出っ放しのご機嫌な日々でした。
ポジティブマインド過ぎて、2024年の個人的悲劇は有馬記念を外したことしか思い出せない…

よく動いた分、人にも会い、SMの女王様と名乗ると質問攻めにされ、なぜか悩みを打ち明けられるという機会も多く、改めて女王様としての自分のアイデンティティや興味の対象、得たものや失ったもの等についても見つめ直すことにも繋がりました。

何年も前から口にしていることですが、改めて感じるのがSMをしていなければ、私はもっといじわるな人間になっていたかもしれないです。若い頃の私は男の人は偉そうで威張っていて力も明らかに強そうなので、いじめても構わない相手と思っていました。
けれど、SMクラブで出会った男の人たちは弱くて情けない姿を晒し、なんとも哀れで可哀想な存在として私の目に映りました。
全てのマゾ=可愛いとは言い切りませんが、マゾに対しての慈愛の気持ちを抱けるようになったことで、男の人に対しての敵対心(なぜか私は子供の頃から男の子に負けたくないの念が強い)が薄らいだと思っています。

そして、男の人に対して可哀想だから優しくなれるようになったという上から目線の思考は人としてどうなのだろうかと思いますが、Dominatrixの世界においては強みであると感じております。

傲慢で人を嘲笑っても許される存在であれと思うと、むしろ自分に対しても厳しい目を向け、自分に厳しく他者に優しい人間になれるように心掛けたいと思っております。

さて、プレイのお話ですが、「SARAさんのお好きなプレイは何ですか?」と聞かれることがありますが、特に好きなプレイというのはなく、「相手による」という答えになってしまいます。
相手のリアクションによって気分も上がってプレイにのめり込めるというケースが多いので、是非ご自身の理想を語って頂ければと思います。
だからと言って、希望通りのプレイをするとは限りません!
苦手なことや生理的にNGなことは考慮しますので、そちらもお伝えください。

様々なカテゴリーのプレイがありますが、SMプレイは料理のレシピのようなものだと思っていて、経験がたくさんあるプレイは幅も引出しもたくさんあってアレンジも出来てくるようになるのだと思います。

という前提であれば、前立腺開発や脚フェチプレイは幅が広いです。ハイヒールもストッキングもたくさん持っているし♡

「痛いのとか怖いのは苦手です」という方もwelcomeです。
なぜなら、私は辱めるのが大好きだから。
あと、男の自尊心を踏み潰すのも大大大好きです。

頻繁に出勤することはありませんので、気になる方は事前にお問合せを頂けると助かります。
遅い時間に出勤することはほぼないですが、対応は可能です。

今年も楽しい時間を共有しましょう!


今年の写真はフランスに行った時ののシャンボール城です。