05月24日
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入店する前から既に調教を受けていて、当時は拘束具を使ったプレイが主でした。だからこそ、首輪の鎖の音を耳にすると、今でも自然と身体が反応してしまうんです。あの頃の記憶は、きっと深く身体に刻み込まれているんでしょうね。
拘束具と縄、どちらが好きかと聞かれたら…どちらもそれぞれに魅力があって選ぶのは難しいのですが、拘束具に育てられた私にとって、入店してから出会った縄は新鮮で、とても感動的でした。だから今では、すっかり縄の虜になってしまったんです。
自分で結べるものではないし、何より「人と人との関係性」の中でしか得られない快楽がそこにはあると思っています。だからこそ、縛られるその日を心から楽しみに待ってしまうんですよね。
基本的にはサブミッシブな性格なので、やっぱり相手の方に満足していただいたり、喜んでいただけることが、私にとっても一番の喜びなんです。だから、これからもいろんな経験を通して、自分自身をもっと深く知っていけたらいいなと思っています。
そういえば先日、「好きな男性のタイプって?」と聞かれて、少し照れながらも正直にこう答えました。
「“いい子にしてた?”って、快楽と絶望を同時に与えてくれる人。縄で縛れる人。もし喫煙者だったら、もっと素敵かも」
実は17歳の頃、同級生に告白されたとき、「ごめん、タバコ吸ってない人は興奮出来ないからダメなの。」って振ってしまったことがあって…。今振り返っても、あまり変わっていない自分に、ちょっと笑ってしまいました