02月21日
女王様をしていると、「私はSですか?Mですか?」と聞かれることが多く、そんなの分かるわけないでしょと突っ込みたくなるのだけれども、プロの女王様と云うのは、相手がどんなタイプであれ、その人のM性を引き出すのが上手いのだと思います。
ともかく、今回は飲み会の話題として定番の「S、Mどっち?」について、書いてみます。
M男くん達に「SかMか聞かれたら、何て答えてるの?」と聞いたら、多くが「Sです」と答えているらしく、さすが本音と建前を使い分ける日本人だなと感じます。
飲み会でのS or Mの自己申告は、Sだと思われたい人とMだと思われたい人程度だと思っておきましょう。
いくつかの質問をすると、性的にM性なのかS性なのか判断するのは可能なのですが、そもそもSかMで人を分けるのは非常に難しく、とりわけハードなマゾなどは、自分の意思や好みがはっきりをしており、プレイの主導権は彼らが持ってる部分が大きいなんてケースの方が多い気もします。
欧米エリアに行くと、「Sですか?Mですか?」なんて質問の代わりに、”Are you a Sub or a Dom?”と聞くことが多いです。
支配する側なのか、服従する側なのかを確認します。サド公爵の『ソドムの百ニ十日』では貴族が責め手をお金で雇って、自分を虐めるように命令していたりしますし、そもそもSもMも表裏一体ですからね。
支配(Domination)と服従(Submission)、S(Sadism)とM(Masochism)に関して、図表を描いてみました。
Dom寄りのマゾヒストは、いわゆるエゴマゾやフェチストでしょうか?
エゴマゾという言葉のニュアンスはあまり良くないですが、私的には、好みがはっきりしていて、自分の専門分野を極めていたりするので、物凄いアナルの持ち主だったり、あり得ない乳首になっていたり、プレイ人数が4桁だったり、エキスパートマゾとも呼べる逸材も多かったり好きな層です。
一方、ご主人様と言われる人にお話を聞くと、「女性を痛めつけるなんてとんでもない。私は女性に気持ちよくなって欲しいんです」とご奉仕精神旺盛なサービスSの方もとても多い。
表にすることによって把握しやすくなることも多い分、型にはめられてしまい混乱が生じることがあります。SMに関しては、とりわけ逆説が多く複雑に絡み合っているので、あくまでも参考までのカテゴリー分けです。
ようやく理論を組み立てたと思っても、身体は全く別の反応をして、ロジックが崩れ落ちてしまったり、その複雑さ故に、奥深くて面白いと思えるのも魅力ですね。
何年か前に誰かに説明するために描いた図が出てきたので、改めて文章にしてみました。