04月27日
旦那様にお仕置きをされ、黒い縄でやさしく、しかししっかりと責め縄で縛り上げられました。
身をぎゅっと小さく丸めるように命じられた私は、旦那様の前で、身動きひとつ取れぬまま、みっともない姿をさらしていました。
「いい子だね」
そう微笑まれた瞬間、胸の奥がふわりと熱くほどけていきました。
きっと私は、旦那様に可愛がられるために生まれてきたのでしょう。
痛みや苦しみはありません。
むしろ、縄に包まれるたび、心が少しずつほどけていくようで、ただただ、嬉しさに満たされていきます。
旦那様に喜んでいただきたい。
その思いだけが、今の私を支えています。
この無力でみっともない姿が、どうか旦那様の誇りとなりますように――。